3月19日(水)~22日(土)に社員研修旅行が行われ、西九州と福岡を訪れました。
1日目は福岡空港から熊本城へ行きました。
熊本城は、2016年に発生した熊本地震により大きな被害を受け、完全復興は2052年頃と言われています。
石垣は未だに震災の爪痕が残っていましたが、復興のシンボルである天守閣は美しく再建されていました。
夕食では熊本の郷土料理をいただき、日本舞踊「おてもやん」を観賞することができ、熊本を堪能しました。


2日目は長崎県に移動し、軍艦島(端島)上陸クルーズでした。
軍艦島は、2015年に明治日本の産業革命遺産の一つとしてユネスコ世界文化遺産に登録され、最近ではドラマの舞台になった事もあり、実際に訪れることを大変楽しみにしていました。
島内では、朽ちかけた巨大なコンクリートの建造物に圧倒され、海底炭鉱の島として繁栄していた当時の生活に思いを馳せながら感慨深い気持ちになりました。
上陸の天候基準をクリアする日数は年間100日と言われる中、今回は5日ぶりの上陸と聞き、貴重な体験ができ一生の思い出となりました。
その後嬉野温泉では、温泉に癒され、会話も弾み楽しい時間を過ごしました。


3日目は柳川でどんこ舟(和舟)に乗る川下りにしました。
掘割と呼ばれる水路を船頭さんのお話や歌を聴きながらゆったりと巡るひと時は、日常を忘れ、癒しの時間となりました。
午後からは佐賀県に移動し、吉野ヶ里歴史公園へ行きました。
弥生時代の遺跡を間近で見学し、古代の人々の暮らしが再現され歴史を感じることができました。


最終日の4日目は、北九州市の門司港レトロと太宰府天満宮を訪れました。
門司港は、明治~昭和初期に外国貿易で栄え、明治・大正時代の建造物を中心に大正レトロ調に整備された港です。
海から吹く風がとても気持ちよく、広場から見る関門海峡も美しい眺めでした。
太宰府天満宮では、約124年ぶりの本殿大改修の時期と重なり、仮殿が設けられていました。
建築家・藤本壮介氏設計による仮殿は、屋根に梅の木や植物が植えられ、厳かな中にも優しさと温もりを感じました。



その後、福岡空港より帰路につきました。
今回の社員研修旅行では、日頃の業務で直接かかわる機会が少ない社員同士の交流を更に深めることができ、有意義な4日間となりました。
今後の活力となり、これからも皆様への感謝の気持ちを持ちながら、精進いたします。
新潟支店 小見