平成29年度安全大会・講演
平成29年6月27日にザ・グランユアーズ(ホテルフジタ福井3F)にて、平成29年度安全大会・講演が行われました。
挨拶の中で、人材不足から現場に慣れていない者が増え、労働災害が増加していくということをおっしゃっておりました。
これは管理をする我々はもちろんのこと協力会社と一丸となって取り組まなければならない課題だと感じました。
その後、来賓挨拶として福井労働局 福井労働基準監督署 所長 足利 正宏様よりお言葉をいただきました。
足利様からは
ストップ転倒災害
リスクアセスメントとリスク軽減対策
安全作業マニュアルを労使双方で順守
という3つのポイントが課題であるとのことでした。
これは日々の作業の中で、人の注意に頼らないリスク対策
知っている、わかっているはずという思い込みで行動しない、させない
手順を必ず確認することが安全につながるというものでした。
私自身も今まで協力会社の方もわかっているはずという思い込みで行動していたことが多々あったため
今後この3つのポイントを常に考えていないといけないと強く感じました。
今年度は弊社から4名、協力会社から3名の方が受賞となりました。
安全大会の後は“~リーダーシップと人間力~海で学んだ日々の習慣”というテーマのもと
大阪市立大学大学院 創造都市研究科 准教授 永田 潤子様に講演を行っていただきました。
永田様は海上保安大学校初のただ一人の女性学生から
女性初・最年少で巡視船船長になられた方であり、そのお話は大変勉強になるものでした。
お話の中で特に心の環境整備をすることが大切である。心に余裕がないと全体を見ることができない。
考えだけを押し通すのではなく、思っていることを共有していくことでいい仕事になる。
という2点が個人的に大変胸に響き、これは仕事上だけではなく実生活においても
実践していきたいと感銘を受けました。
今回の安全大会に参加したことで、自分の仕事上で改善しないといけないことが認識できました。
また、永田様の講演を聞けたことは、今後の仕事や生活の活力になると感じました。
東京支店 養田
建設工業新聞に掲載されました↓↓↓(平成29年6月30日(金))