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2023年度 社員研修旅行

3月18日~21日に4年ぶりの社員研修旅行が行われました。
行先は沖縄です。
那覇空港に到着すると、沖縄の温暖で湿気の多い空気を感じました。
空港より直行したホテルの部屋からは、海を望んだ眺めも素晴らしく南国の解放感がありました。
その日の夕食では、素敵なゲストお二人を迎え、当社の設立50周年記念品に関する表彰、新しく入社された方の紹介と挨拶などがあり、久しぶりにほぼ全社員が揃っての食事会で笑顔と会話に花が咲きました。
       なきじんじょうあと 
2日目は、今帰仁城跡、御菓子御殿、那覇市内自由観光です。
今帰仁城跡は世界遺産にも指定されており、首里城より歴史が古く北山王のグスク(居城)跡地です。
桜並木を抜けて石段を登っていくと、かつて正殿があった大庭からグスク跡地が一望できます。
中国の万里の長城を思わせる整然と積みあがった1.5kmの長い石垣の城砦が、壮観でした。
城砦からは、中国との貿易を盛んに行っていた当時の繁栄がうかがえ、建物が現存していたらどんなに素晴らしいだろうかと思いました。
こちらの売店では搾りたてのサトウキビジュースをいただき、専用機械の圧力で固いサトウキビの中から、たっぷりの果汁が取れることに大変驚きました。
夏に植えたサトウキビは収穫まで1年半かかり、気温が下がる冬に完熟し1月~3月が収穫の最盛期だそうです。
サトウキビジュースはサトウキビの甘さに稲藁の様なほのかな香りが感じられ、とても美味しかったです。
ご馳走様でした!
自由観光では、国際通り近くの第一牧志公設市場へ行きました。
3月19日は市場のリニューアルオープン初日で、珍しい魚介類が店先に並び大変な賑わいでした。また、沖縄の市街は、マスクを着用しているものの活気に溢れていました。
夕食は那覇市内にて、琉球舞踊を観賞しながらの会食です。
琉球舞踊は国の重要無形文化財に指定されており、艶やかな紅型衣装を羽織って踊る「女踊」が大変美しく、こちらは愛情をテーマとした踊りだそうです。
琉球舞踊を観賞しながら琉球料理をいただき、まさに五感で琉球文化を堪能し、かつての独立国が独自の文化を発展させられるほど、豊かであったことを実感しました。
3日目は終日自由行動です。私たち一行は美ら海水族館へ行きました。
薄暗い巨大な水槽を見上げると、ジンベイザメとマンタの姿がキラキラ光り、まるで夜空を自由に飛んでいるかのようで優雅に泳ぐ姿に魅了され、とても癒されました。
最後の夕食は国際通りにて海鮮を中心とした中国料理をいただき、素敵な店内に明るい笑い声が響く中、久しぶりに会えた方々への名残惜しさがありました。


最終日は、朝食後に飛行機へ搭乗し無事福井へ到着しました。
道中、沖縄自動車道では石川IC~金武IC間および許田ICにある2箇所の 橋梁で、コンクリート床版取替工事が行われていました。
沖縄県域の高速道路は、開通後40年以上経過した延長道路が約4割を占めており、さらに厳しい使用環境により老朽化が進展している為、早期に大規模修繕に取組んでいく必要があるそうです。
塩害の影響を強く受ける沖縄県の道路は、健全な道路保全が特に重要だと感じました。
今回、コロナ禍で中々会えなかった皆さんと直接お話し出来た事はとても嬉しく、上司の方や先輩方に温かいお言葉をたくさんかけて頂き、 今後の仕事への活力になりました。
これからも皆様への感謝の気持ちをもって一層仕事に励んでいきます。
沖縄社員研修旅行は、今後の仕事へ向けて社員一同の結束力が高まった4日間となりました。

本社 業務管理課 清水
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