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社員ブログ

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国道289号 幻の街道「八十里越街道」

2022-12-09
東京支店の小林です。
今回は新潟県三条市にある国道289号5号橋梁上部工事について紹介します。
本件2021年7月から塗装工事を開始し、本年11月末に塗装工事が完了した長期に亘った現場でした。

本橋梁がある「八十里越」とは新潟県三条市と福島県只見町の約20kmを結ぶ道路です。
詳細は以下HPでご確認頂けます。

本事業は1989年着工で、全体事業費約700億円。
着工から30年余り経過しており2026年開通予定となっております。
開通後は三条市~只見町の所要時間が157分→79分へ短縮され、救命救急体制の向上や新しい観光地の誕生が期待されております。

本橋梁は三条市の一般人立入禁止区間の山間部に位置しており、豪雪地帯の為、12月~翌年5月までは越冬期間で作業を行うことができません。
また、携帯電話の電波も入らず、その上、予定外の雨も多く発生する為、作業員泣かせの現場でした。

私たちの工事も本来であれば、10月末で完了予定でしたが、現場環境による各工程の遅れにより完了したのが、11月末と越冬期間ギリギリになりました。
苦労もありましたが、無事故で終えることができ、各種調整を行って頂いた元請事業者、他専門工事業者の方々に感謝申し上げます。

5号橋梁からみられる山間部は日本の秘境を思わせる絶景となりますので、新潟県、福島県にお越しの際はぜひお立ち寄り下さい。
令和4年12月6日 新潟日報に掲載されました
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